ワシントン-DC 最新情報
「 生態系の劣化に対応する企業のキャパシティを開発する 」 By John Finisdore
Developing Corporate Capacity to Respond to Ecosystem Degradation、
on August 18, 2008
多くの企業は自然資源の束縛に対応するためのキャシティに欠けていると、マッキンゼーの調査は報告している。WRIはこの9月に生態系サービスレビューに関する最初のトレーニングセッションを通じて、このギャップを埋める手助けをする。
今後5年間において、環境上の動向はビジネスにおいて(致命的に)非常に重要となるだろうと、マッキンゼーによる企業役員対象の調査で報告されている。
14の地球規模の動向において、「自然資源における供給と使用法における増大する束縛」は、第7位から第2位に跳ね上がった。34%の回答者は今や、自然資源の束縛は「今後5年間における利益に負の影響を及ぼすだろう」と信じている。ボトムラインとして環境上の課題が顕著に認められているにもかかわらず、その調査では、わずか3分の1の企業しかこの問題や他の動向に対し具体的なアクションを起こしていないことがわかった。さらに、17%だけが対応したアクションから十分な利益を得ることがなかったと。「スキルと資源の欠如」によって、企業は正しい戦略をとっていないと、マッキンゼーは報告している。
WRIは、より適切な手段と企業システムによって改善できることを示してきている。
最近まで企業は、増大する自然資源の供給束縛の部分―生態系とその利益あるいは“生態系サービス”の劣化―から発生する脅威と機会について理解するためのシステマチックな方法をもっていなかった。 生態系―森林のようなーは材木、水浄化、自然災害からの保護、他の生態系サービスを提供する。 それらの60%以上が劣化している。 この劣化が企業のパーフォーマンスを脅かしていることは、放置されたままである。多くの企業は生態系への依存や影響の範囲と効果について十分に気がついていない。環境マネジメントシステムと当然払うべき注意事項は、生態系サービスの使用と列かから起こってくるリスクと機会の十分に適していない。
例えば、多くの手法は汚染や自然資源消費のような“伝統的な”問題を取り扱うのにはより適している。多くは、依存ではなく、環境インパクトに焦点がおかれている。さらにいえば、ビジネスの機会ではなく、それらはリスクに焦点がおかれている。 企業生態系サービスレビュー(ESR)はこれらのギャップに対応するために設計されている。 企業の生態系サービスレビュー(ESR)はこの必要性に取り組む目的で作られている。それは、企業マネージャーが、生態系への企業の依存とインパクトから生じるリスクと機会を管理する戦略を開発するのを助けるように組み立てられた手法である。それは戦略開発のための道具であり、環境アセスメントのためではない。ビジネスは 生態系サービスレビューそれだけで行うこともでき、既存の環境マネージメントシステムに統合することもできる。双方のケースにおいて、この方法論は企業がすでに使用している環境上の当然払うべき注意事項を補完し増大させることができる。
この3月にESRを発表してから、30以上の企業がこの方法論を使って次のようなことをしてきている。それは、既存のプロセスで見落とした新しいリスクを特定化し、自然資源への依存と供給チェーン・リスク の削減に関連する戦略を開発することである。
具体事例:
· Mondi: オフィスぺパーを生産する欧州最大の企業はESRを使用して南アフリカのプランテーションにFSC認証をするという生態系サービスの挑戦を行うという幾つかの新しい戦略を開発した。 また. 侵略的な種を積極的に削除することで水効率を改善し、処方された燃焼をよりしばしば遂行している。
· Syngenta: グローバルなアグリビジネス企業はその施行試験の範囲として、成長しつつある顧客領域のひとつである南インドの農民を選んだ。 企業は農民が生態系への影響を軽減したり、生態系の変化に適応できるように手助けする可能性のある多くの機会を特定した。例えば、自然の混合種の販売、蜂の販売、或いは、さらなるサービスを通じての補助の申し出によって、当地域における触媒を増やすこと。企業の植物に対する深い知識を農民に提供して改善された総合的な害虫マネジメントシステムにすること、農業に致命的な生態系サービスの現状と傾向についての情報におけるギャップを埋めるために企業の基礎と外部研究機関とをつなげること。
他の多くの企業もこのESRを使うための準備を進めている。ESRを彼らの製品開発と環境マネジメントシステムに統合し、ESRを企業レベルのベンチマーキングの道具として使うために。
多くのコンサルタント会社はESRを製品とサービスに編みこんでいる。
Det Norske Veritas (DNV)は方法論の中に浸して、顧客とともにレビューをもたらす効果的な方法を見つけるために働く。ERM Group は ESRを環境影響アセスメントに統合するための複数年の努力を発表する準備を進めている。加えて、沢山の小さなコンサルタント業者は顧客とともにESRを実施している。
これらの生態系サービスベースの戦略とイノベーション拍車〔刺激〕の適応のスピードをあげるために、WRIは、起こっている需要に対応するために、より多くの環境コンサルタントや監査人、評価人、認証者を奨励している。
この推進の一端として、WRIは9月24-25日にコンサルタント・トレーニングを行う。このトレーニングでは、参加者に方法論に対する深い理解、如何に応用し、どこで今イノベーションが起こっているのかを提供する。
詳細な情報は、このサイトをご参照ください。Ecosystems ServicesReview site.
問合せは、こちらのどうぞ。 Suzanne Ozment (+1 202-729-7835, sozment@wri.org)
「 WRI トレーニングセッション:企業の生態系サービスを評価する」
Training Session: Corporate Ecosystem Services Review
月日:2008年9月24日―25日 場所:WRI会議室 ビデオ・会議対応可能
関連プロジェクト: Ecosystem Services Review
Program Coordinator Suzanne Ozment sozment@wri.org
序: 企業の生態系サービス評価(ESR)の紹介
企業は、健全な生態系が提供する淡水、森林、水の浄化、汚染、自然災害保護などのサービスに依存している。従って、そのような“生態系サービス”の劣〔悪〕化は、企業のパーフォーマンスに多くのリスクをもたらすと同様に、新しいビジネスの機会にもさせる。不幸にも、多くの企業はしばしば生態系の健全さとビジネスのボトムラインとの間に繋がりを築くことに失敗している。
企業の生態系サービスレビュー(ESR)はこの必要性に取り組む目的で作られている。それは、企業マネージャーが、生態系への企業の依存とインパクトから生じるリスクと機会を管理する戦略を開発するのを助けるように組み立てられた方法論である。
この3月に発表して以来、30以上の企業がこのESRを実施してきており、また、多くの企業もこの
手法を使うための準備を進めている。その結果、生態系サービスにおける専門家のコンサルタントに対する需要が起こってきている。このトレーニングは、コンサルタントに対して、このパワフルな新しい方法論に関する詳細な知識を提供するものである。
ESRのケース事例
これらや他のESR事例はトレーニング期間に探求されることになる。
· Azko Nobel: ESRをアジアにおけるプラント位置戦略につかう
· BC Hydro: 委託された水力発電所にESRを使って、マネージメントを改善する
· Mondi : 彼らのFSC認証のプランテーションをレビューして、幾つかの利益につながる戦略を開発させる。
· Rio Tinto :ペルーでの見込まれる鉱山でのレビューに使用
· Syngenta: インドで小規模農家のためにESRを使い、新しい戦略案を開発した。
· サプライチェーン: 幾つかの企業はESRを使って、生態系サービス基盤のリスクと機会に関連するサプライチェーンマネージメント戦略を分析し、開発する
· 製品開発:レビューは製品のデザインと革新的なプロセスを組み立てる
EMS:プラントマネージメントから環境影響評価まで、ESRは既存の事業運営を改善し強化することで幾つかの企業を助けている。
ベンチマーク:幾つかの企業はESRを環境パーフォーマンス目標、マトリックス、モニタリングを高めるために使用している。
参加者:
戦略的環境コンサルタント、温暖化ガス排出監査官、ISO認証、環境影響アセスメント専門家、環境評価人など。製造業、鉱業、植林などの産業分野と同様に、カーボン目録、製品開発、モニタリングのような特殊化した分野まで。参加者は、カーボンや水質取引を含めての生態系サービスマーケットにおけるWRI内の専門家と話す機会にも恵まれる。
アジェンダ:
トレーニングには次のような項目が含まれる。
* ESR手法の深い吟味
* ESRの異なる応用の事例
○ セクター 〔農業、林業、鉱業、製造業など〕
○ 国 (米国、ドイツ、南アフリカ、中国、インド、ハンガリーなど)
○ バリューチエンの部分(供給と消費者)
* 環境マネージメントシステムの観点と次のような道具とをESRと統合する
○ 環境影響評価
○ 新製品開発
○ ライフサイクルアセスメント
○ 企業のサステイナビリティのベンチマーク化
○ 認証基準・ベスト運営
* ESRと生態系サービス査定
* REDDと水質を含めての貿易生態系サービスマーケットに関するWRI専門家とのパネルディスカッション
* その他
費用:省略